香川県民のさぬきうどんの記憶を徹底収集 さぬきうどん 昭和の証言

丸亀市福島町・昭和16年生まれの男性の証言

キャベツも天ぷらにしてうどんに乗せていた

(取材・文:

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  • vol: 199
  • 2017.05.15

近所の浦島さんで玉を買ってた

自宅でうどんは食べてましたか?
 うどんは食べてました。福島の弁天さんの筋からもうひとつ向こう行ったところにうどん屋さんがあったんです。そこは屋号は「浦島」さん言いよったんですけど、「浦島」いうより「森のうどん屋さん」って呼んでました。そこで玉を買って家で食べていました。あとは、八百屋さんでも、うどん玉売っりょりましたね。
家ではどんな食べ方をしていましたか?
 うちのおふくろはイリコでダシ作ってたんで、おいしかったな。カツオぶしはちょっと乗せたりしてました。具材はカマボコ、板カマボコいうんかな。あと野菜の天ぷらをチョチョッと乗せたり。うどんに合うかどうかは別にして、モノがない時代やから、キャベツみたいなのも一緒に天ぷらにしてました。
このあたりでうどん屋さんていったら「浦島」さんくらいでしたか?
 そうやね。他にうどん屋以外でうどんが食べられるとこやったら、今、「西竹」さん(西竹食堂)や「浜一(浜一食堂)」さんがある辺りも、昔よう流行っとったんや。
浜町商店街、浜町銀座と呼ばれていたあたりですね。丸亀で戦後の復興がいちばん早かったエリアで飲食店が多かったそうですね。あと、法事のうどんはどうでしたか?
 うちは天台宗ですけど、法事でうどんは出なかったな。
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